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建学の精神


建学の精神「敬天愛人」

「敬天愛人」が本学の建学の精神です。「敬愛」という校名の由来も、そこから来ています。「まず、他人を愛せよ。他人から愛されるのを待っていないで、自分の方から進んで他人を愛せよ」これが「敬天愛人」の精神です。

そのためには、自己に厳しく、ときには自己を犠牲にすることもあるでしょう。この言葉は、明治維新の中心人物であった西郷隆盛の遺訓に出てくるのですが、それから百三十年たった今でも、人間本来のあり方として、立派に通用する思想だと思います。

本学は戦後の短大制度の発足と同時に誕生し、以来半世紀にわたって、「敬天愛人教育」を守り、心豊かな人間教育を目指してきました。その伝統は、これからの21世紀の未知の世界で、ますます大きな価値を発揮するものと確信しています。

敬愛ビジョン2030

1. 選ばれる学校づくり ~個性と特色のある教育機関となる~
本学園は「敬天愛人」の建学の精神のもと、「思いやりのある豊かな心」を持つとともに、現代社会を生き抜くための「しなやかさ」を養う個性と特色ある教育機関を目指してきましたが、今後15歳人口・18歳人口の減少が本格化し、学校間の競争が一段と厳しくなることが予想される中で、更に各学校の個性と特色を明確化することにより、受験生をはじめとするステークホルダーから選ばれる教育機関となることを目指します。

2. 新たな学びの創造 ~教育の質的転換と教育力の向上を図る~
AIと情報通信技術が著しく進展・普及する Society5.0 という新しい時代において、グローバルに活躍できる人材を養成するため、教育課程を抜本的に見直すとともに、アクティブラーニングや ICT の活用により教育の質的転換と教育力の向上を図り、新たな学びを創造します。

3. オール敬愛による学園づくり ~新たな総合学園を共創する~
本学園は、大学、短大、高校2校、幼稚園から構成される総合学園として確固たる地位を築いており、この総合学園としての強みは、今後予想される私学間の競争において有利に働くものであり、教育研究力の向上や地域貢献の面においても大きなメリットがあることから、今後は学園内の各校の連携をこれまで以上に強化し、教育力の向上を図り、総合学園として更なる発展を目指します。

4. 地域の伴走者 ~地域との関わりを重視し、地域に愛される学園運営をする~
本学園は地域を重視し、これまでも地域の人々に生涯学習の機会を提供するとともに、研究成果の還元やボランティア活動などにより地域社会に貢献してきましたが、今後も「地域の伴走者」として、地域との関わりを重視し、地域から愛され、頼りにされる学園運営を実践します。

5. 学園の永続のために ~安定的な財政基盤を確立し、効率的な管理運営を行う~
学生生徒園児、保護者、地域社会など、学園に関係する様々なステークホルダーに満足度の高い教育研究のサービスを提供し続けるためには、人事・財務・施設・組織マネジメント等における優れた管理運営が必要となります。特に、私学を巡る経営環境が厳しくなる中で学園が永続するためには、安定的な財政基盤の確立と魅力的な教育環境の整備、効率的な管理運営を進めることが不可欠です。